お薬について

かかりつけ薬局を持ちましょう

かかりつけ薬局は最も身近な医療提供施設

現在、全国に約60,000の薬局があり、野田市内でも約45の薬局があります。
処方箋を持って行けば、どの薬局でも薬を出してくれますが、顔なじみの薬剤師がいる「かかりつけ」をもたれることをおすすめします。
社会の高齢化が進み、お年寄りが複数の慢性疾患を抱えて複数の医療機関に通院している場合などに、同じ薬が重複して処方されてしまうケース(重複投薬)などが増えていますが、かかりつけ薬局は地域の薬の交通整理を行い、こうしたケースの解消に役立ちます。

かかりつけ薬局が行う薬の交通整理の説明図

お薬手帳を活用しましょう

『お薬手帳』活用のススメ

お薬手帳とはいつ、どこで、どんなお薬を処方してもらったかを記録しておく手紙のことです。
複数の医療機関を受診する時や、転居した時など、『お薬手帳』を見せるだけで、あなたのお薬のことをわかってもらえます。

こんな時にも役に立つのが『お薬手帳』です。

  • 旅行する時
  • 薬局で薬を購入する時
  • 転居して、新しい医療機関を受診する時
  • 休日診療所や救急病院を受診する時
  • 災害にあった時

『お薬手帳』の5つの「」いこと
~あなたのお薬手帳、活用していますか?~

つも携帯・いつも同じ場所に保管して

  • 旅行先で病気になった時や災害時に避難した時、救急の時など、お薬手帳があれば、あなたが飲んでいる薬を正確に伝えられます。保険証といっしょに携帯しましょう。
  • ご家族にも、あなたがお薬手帳を持っていることを知らせておきましょう。

療機関にかかる時は必ず持って行きましょう

  • 薬の重複やよくない飲み合わせを未然に防止できます。
  • 同じ薬による副作用の再発を防止できます。
  • 薬の使用の記録があることで、より安全に薬を使用することができます。

いたい事や伝えたい事を書いておきましょう

  • 体調の変化や気になったこと、副作用・アレルギー・飲みにくい剤型(粉がダメ)等、
    医師や薬剤師に相談したいことを書いておきましょう。

般医薬品(OTC医薬品、大衆薬)・健康食品も記録して

  • 思いがけない、よくない組み合わせ・食べ合わせが見つかることがあります。

冊にまとめましょう

  • 飲んでいるすべての薬を「一冊で」記録することが大切です。病院ごとや薬局ごとに、
    別々のお薬手帳を作らないようにしましょう。